CHANGE-MOVIE

作品紹介


脳が起こすチェンジに迫るドキュメンタリー映画「CHANGE」

CHANGEは、生命の最小単位である「ライフ・パーティクル」に働きかける瞑想によって、人生が変わるような奇跡(CHANGE)を体験した人たちの姿を追った注目の映像作品です。脳を活かすことで、だれもが変われる—。そんなエピソードがいっぱいです。

CHANGEは、世界的な脳教育者の一指 李承憲(イルチ イ・スンホン)氏が製作総指揮を担当。瞑想による脳の活性化と、それによって起こる変化にスポットをあてています。舞台の中心となるのは、李承憲氏の活動拠点である米国アリゾナ州セドナ。ここで行われた瞑想セミナーに体験した老若男女9人が、「ライフ・パーティクル瞑想」というトレーニングを通して、次々と驚くべき体験をします。

李承憲氏によると、脳は「考えを形にする変換装置」。何かを望めば、それをかなえようとする力が脳には備わっています。しかし、その障害となるのが「過去の苦い記憶や古い習慣」。李承憲氏は、生命の最小単位である「ライフ・パーティクル」を呼び覚ます瞑想により、記憶や習慣といった障害が取り除かれ、脳が本来の力を発揮できるといいます。

映画「CHANGE」では、脳の無限の力を示すエピソードや体験談を紹介。脳科学や医学など専門家のコメントもまじえ、脳のパワーを科学的な視点から解き明かしています。

 BOSの三大法則

 私たちはみんな生まれつき脳を持っています。しかし、脳の「使い方」や「運営のし方」を学ぶ機会はほとんどありません。このため、多くの人が、せっかくの脳を十分に生かし切れずにいます。それどころか、脳の使い道を誤り、犯罪や戦争といった破壊的なことに脳力を使ってしまうことも多々あります。

 脳を使いこなすには、BOSを作動させる必要があります。BOSとは、ブレイン・オペレーティング・システムの略で、自らの脳を制御するための脳内プログラムのことです。BOSはだれの脳にも生まれつき備わっています。BOSをしっかりと機能させることができれば、脳を自在にコントロールし、脳の潜在能力をいかんなく発揮することができます。BOSを作動させるためには「3つの法則」があります。

 <BOSの三大法則>
BOS法則1 選択すれば、成し遂げられる
BOS法則2 グッドニュースがグッドブレインを作る
BOS法則3 常に目覚めていてください

BOSの三大法則の1つ目は、「選択すれば、成し遂げられる」ということです。すべての成功と失敗の原因はとても簡単です。それを選択したのか、しなかったのかのどちらかなのです。選択すれば成し遂げられます。

 しかし人は、健康になりたいと言いながらタバコを吸っていたり、幸せになりたいと言いながら人にぞんざいな言葉を言ったりします。「健康になりたい」と思ったら「タバコをやめる」こと。「幸せになりたい」と思ったら「人に親切にする」こと。それが選択です。

 さらに、脳に与える「情報」を選択することも重要です。脳に否定的な情報をインプットするのでなく、肯定的な情報を入れることで、脳は幸せホルモンで満たされ、より大きな力を発揮することができます。

 「私はこれを成し遂げる!」といったような力強い情報を選択し、脳に送り続けることで、脳はそれに反応し、BOSのプログラムが稼働し始めます。

 BOSの三大法則の2つ目は、「グッドニュースがグッドブレインを作る」です。自分の脳にポジティブなメッセージを送ることが大切です。脳は良いポジティブなニュースを与えられると、喜びます。「私はできる。私はできる」と言い聞かせることで、脳は働き者になり、願望を実現できるグッドブレインになります。

 人間の脳はもともとクリエイティブで創造的です。しかし、脳は否定的なメッセージ(バッドニュース)を受け取ると萎縮して、本来の力を発揮できなくなります。反対に、「私にできないことはない!」というグッドニュースを送れば、脳はそれを信じ、フルに活動してくれます。脳を信じれば、どんなことも乗り越えることができるのです。

 困難が続いたときでも、「なぜ私だけいつもこうなんだろう」と悲観的に考えるのでなく、「良い出来事に遭うための一つのステップだ」と考えます。それが、脳へのポジティブなメッセージとなります。

 人間の肉体は、人によって2~3倍くらいの力の差しかありません。しかし、脳は、底力を発揮すれば数百倍、数千倍もの差をつけることができます。BOSを作動させることで、脳の中にある数千倍もの力を引き出していくのです。

 BOSの三大法則の3つ目は、「常に目覚めている」ことです。思考や意識、習慣を変えることで、脳を常に目覚めた状態にします。

 私たちは緊急時、自分にとって重要なことが差し迫ってきたとき、我を忘れて慌ててしまうことがあります。そして、「こんなときにどうして目覚めていることができますか?」と言います。しかし、そんな状況でも気をしっかり持つことが本当に目覚めているということなのです。

 それは、脳が観念や習慣、感情にとらわれない状態です。私たちの脳は「汚染されやすい」という特徴を持っています。固定観念や古くからある習慣、一時的な感情に左右され、脳自身が持っている無限の力の存在を忘れてしまうのです。

 たとえば、何かを成し遂げたいという夢を抱いても、時間がたつにつれて「自分にはムリだ」「ハードルが高すぎる」といった考えが頭をもたげ、あきらめムードにひたってしまいます。

 しかし、脳が目覚めていれば、そうした悲観論や常識論は吹き飛ばせます。自分の可能性に対する確信を堅持し、新たな才能の開発へとつなげることができます。それが、BOSがしっかりと働いている状態です。

BOSを機能させるためには、思い通りにならないことがあっても環境や他人のせいにしないことが大切です。常に脳を信じることで、脳は本来の力を発揮し続けることができます。BOSを稼働させ、脳のスイッチをONにしましょう!